(上級)授業6:~ゆえ(に)
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(上級)授業6:~ゆえ(に)
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SECTION 01
■「~ゆえ(に)」は、「~」の部分が理由の為、という意味で使います。
■動詞、い形容詞は、「
普通形+ゆえ(に)」です。
■な形容詞は、「
普通形の"だ"を消した形+な/である+ゆえ(に)」です。
■名詞は、「
普通形の"だ"を消した形+である+ゆえ(に)」です。
例文
先生と一緒に読んでみましょう。
彼は責任感が強かったゆえに、無理をしてしまったのだと思います。
社内の反対意見が多かったゆえ、このプロジェクトは中止とします。
大気汚染が深刻ゆえに、新しい規制ができました。
■「~ゆえ(に)」は、書面など、フォーマルな場で使う表現です。
■ネガティブな事を伝えるときに多く使われます。
■「~がゆえ(に)」という形も見られます。
例)
担当者によって
異なる回答をするがゆえに、
混乱が広がりました。
練習1
空欄に考えられる答えを入れましょう。
1.新入社員が少ないゆえに、( )。
2.社長が逮捕されたゆえ、( )。
3.二国間の協力が進まないがゆえに、( )。
4.話し相手が子供ゆえに、( )。
5.彼の態度は横柄ゆえに、( )。
練習2
A群から1つ、 B群から1つを 使って、 「~ゆえに~。」という文を作りましょう。A群の言葉は、必要に応じて適切な形に変えましょう。
例) (A群)大雪だ (B群)渋滞 ・・・ 本日は大雪ゆえに、道路はとても渋滞している。
■A群
暴動 貧しい家庭 親しみやすい 大企業 かわいい
■B群
お金 従業員 人気 逮捕者 多くの友人
練習3
下の会話文は、AさんとBさんの会話です。会話内容から分かる事について、「~ゆえに~。」という文を2つ作りましょう。
A:Cさんは几帳面だよね。
B:だから会社でみんなから信頼されているんだよ。それに比べてDさんは。。
A:今日も遅刻したらしいよ。来月から減給されるんだって。
B:あれだけ頻繁に遅刻してるんだから、仕方がないよ。
練習4
下の文章を読み、空欄に「~ゆえに」を入れましょう。「~」の部分は、あなたの考えを入れましょう。
この町は( )、駅前にほとんど店がない。住んでいる人達も( )、あまり自宅から出たがらない。若い人たちは、仕事を求めてみんな都会に出てしまった。( )、冬場は雪かきをしなければいけない事も若者が街を出た理由の1つだ。
練習5
近年あなたの国で起こった残念な事について、「~ゆえに」を使って話して下さい。また、それについて、あなたの意見をさらに詳しく話して下さい。
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