(中級)授業1:～始める、～終わる

SECTION 01

■動作どうさや 変化へんかの 開始かいしを 表あらわす ときは、 「～始はじめる」を 使つかいます。
■「～出だす」も 同おなじように 開始かいしを 表あらわします。
■ 「～始はじめる」「～出だす」どちらも 動詞どうしの 「ます形けい」の 語幹ごかんに 付つきます。

例文れいぶん

先生せんせいと 一緒いっしょに 読よんで みましょう。

■無意志動詞むいしどうしに 付つくと 変化へんかの 開始かいしを 表あらわします。 →流ながれ始はじめた
■変化動詞へんかどうしに 付つくと 変化へんかの 過程かていを 表あらわします。「～つつある」と 似にた形かたちです。 →凍こおり始はじめた
■「～出だす」は 突然開始とつぜんかいしの ニュアンスがあります。 →(突然とつぜん)泣なき出だした

「ある」「いる」などの 状態動詞じょうたいどうしには 付つきません。
×大おおきな山やまが あり始はじめた
×川かわに 魚さかなが い出だした

練習れんしゅう1

左ひだりの 言葉ことばを 全すべて 使つかって、「～始はじめた」という 文ぶんにしましょう。

練習れんしゅう2

左ひだりの文ぶんの 状況じょうきょうが 変かわり、「～始はじめた」という 文ぶんにしましょう。
(例れい)・・ 車くるまが 停とまっている → 車くるまが 走はしり始はじめた

練習れんしゅう3

右みぎのBさんの回答かいとうを 参考さんこうにして 左ひだりのAさんの文ぶんを、「～始はじめたよ」という 形かたちにしましょう。
(例れい)・・ 雨あめが 降ふり始はじめたよ → ほんと？傘かさを 持もってくるのを 忘わすれたよ

SECTION 02

■動作どうさや 変化へんかの 終了しゅうりょうを 表あらわす ときは、 「～終おわる」を 使つかいます。
■「～終おえる」も 同おなじように 終了しゅうりょうを 表あらわします。
■ 「～終おわる」「～終おえる」どちらも 動詞どうしマス形けいの 語幹ごかんに 付つきます。

例文れいぶん

先生せんせいと 一緒いっしょに 読よんで みましょう。

■「～終おわる」は 意志動詞いしどうし・無意志動詞むいしどうしどちらにも 付つきますが、「～終おえる」は 意志動詞いしどうしだけに 付つきます。

■「ある」「いる」などの 状態動詞じょうたいどうしには 付つきません。
×大おおきな山やまが あり終おえた
■「行いく」「来くる」などの 移動動詞いどうどうしには 付つきません。
×東京とうきょうに 行いき終おえた

練習れんしゅう4

左ひだりの 言葉ことばを 全すべて 使つかって、「～終おえた」という 文ぶんにしましょう。

練習れんしゅう5

右みぎのBさんの回答かいとうを 参考さんこうにして 左ひだりのAさんの文ぶんを、「～終おわったよ」という 形かたちにしましょう。

練習れんしゅう6

この1年ねんで あなたが始はじめたこと、終おえたことについて、「～始はじめた」「～終おえた」を 使つかって 話はなして下ください。