(上級)授業10:～てやる

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授業10

～てやる

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SECTION 01


解説 ■「～てやる」は、何かに強い不満や怒りの感情を持ち、それに対抗たいこうするような行動を取る事を言うときに使います。
■「動詞の"て形"+やる」とします。

例文れいぶん

先生と一緒に読んでみましょう。

今年は試験に落ちたけど、来年は必ず合格してやる。

高橋さんがカンニングをしていた。先生に言ってやる。

この本は全然おもしろくない。捨ててやる。



ポイント ■「～てやった」は過去の表現です。


練習れんしゅう1

左の文は、あなたの同僚があなたに言った事です。それについて、あなたの感情を「～てやる」という文にしましょう。
例)・・ 田中さんが君の悪口を言っていたよ → 許せないな。文句を言ってやる。

佐々木さんが君はマネージャーには昇進しょうしんできないだろうって言ってたよ。そんな事言われて悔くやしいでしょ？ →

 
田中さんは頑固がんこで誰が説得せっとくしても話を聞こうとしないんだよ。 →

 
カナちゃんに告白してまたフラれたんだって？もう3回もフラれたんだから諦あきらめなよ。 →

 


練習れんしゅう2

下の会話文は、AさんとBさんの会話です。会話内容から分かる事について、Aさん、またはBさんの立場になって、「～てやる」を使った文を2つ作りましょう。

A:ピアノ教室の先生とケンカしたんだって？
B:そうなんだよ。もうあの先生に会いたくないから、ピアノ教室はやめる。
A:いい先生なんだから続けなよ。私のお母さんの友達だけど、お母さんはいつもあの先生の事をいい人だって言ってるよ。
B:僕には才能がないから辞めた方がいいって言ったんだよ？
A:え！それはヒドいね。私のお母さんにその事言ってB君に謝あやまるように先生に言ってもらうよ。


練習れんしゅう3

下の文章を読み、空欄に「～てやる」を使ってあなたの考えを入れましょう。

A:課長にセクハラされたんだ。(　　　　　)つもりなの。
B:私もセクハラされて部長に言ったけど、部長は全然力になってくれなかったよ。
A:会社の上の人が助けてくれないなら、(　　　　　)。
B:そうだね。警察だったら力になってくれるんじゃないかな。


練習れんしゅう4

あなたのこれまでの人生で、何かに強い不満や怒りの感情を持ち、それに対抗たいこうするような行動を取った事3つを「～てやった」を使って話して下さい。また、その出来事について、その後どうなりましたか？

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