授業6
指示語(現場指示)
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SECTION 01
立ち位置での 使い分け
要点1
同じ ものを 指す場合でも、 話し手と 聞き手の 立ち位置によって、 「これ」や「それ」のように 使う指示語が 変わります。
1.会話の 現場で、 「Aさん」と 「Bさん」が 離れている場合
● → 「Aさん」の近くにある物(人)
▲ → 「Bさん」の近くにある物(人)
■ → 「Aさん」、「Bさん」、どちらからも 遠い物(人)
Aさん ● |
Bさん ▲ |
■ |
「●」について
Aさんの視点 → これ、こちら、など 「こ」を 使う
Bさんの視点 → それ、そちら、など 「そ」を 使う
「▲」について
Aさんの視点 → それ、そちら、など 「そ」を 使う
Bさんの視点 → これ、こちら、など 「こ」を 使う
「■」について
Aさん、Bさんの視点 → あれ、あちら、など 「あ」を 使う
2.会話の 現場で、 「Aさん」と 「Bさん」が 同じ 位置に いる 場合
● → 「Aさん」「Bさん」の近くにある物(人)
▲ → 「Aさん」「Bさん」、どちらからも 少し 遠い物(人)
■ → 「Aさん」、「Bさん」、どちらからも 遠い物(人)
Aさん Bさん ● |
▲ |
■ |
「●」について
Aさん、Bさんの視点 → これ、こちら、など 「こ」を 使う
「▲」について
Aさん、Bさんの視点 → それ、そちら、など 「そ」を 使う
「■」について
Aさん、Bさんの視点 → あれ、あちら、など 「あ」を 使う
練習1
次の 図を 使って その下の 質問に 答えましょう。
Aさん ● |
Bさん ▲ |
■ |
[質問1]: Aさんが 「▲」について 話して います。( )の中の 正しい方を 選んで 文を 読みましょう。
[質問2]: Bさんが 「▲」について 話して います。( )の中の 正しい方を 選んで 文を 読みましょう。
[質問3]: Aさんが 「■」について 話して います。( )の中の 正しい方を 選んで 文を 読みましょう。
SECTION 02
疑問詞
要点2
指す物(人)が 特定できない ときは、「どれ」「どちら」などの 疑問詞を 使います。 質問文になる ときは 文の 最後に 「か?」を つけます。
練習2
次の 文を 「ど」を 使って 質問文に 変えましょう。
あちらが 教室です | → |
|
その本を 借りました | → |
|
妹は この材料を 使いました | → |
|
友達の 家は あれです | → |
|
SECTION 03
場所や 物や 人での 使い分け
要点3
場所や 物や 人に よって 「ここ」「これ」「こちら」のように 指示語は 変わります。
こ | そ | あ | ど | |
場所 | ここ | そこ | あそこ | どこ |
物 | これ | それ | あれ | どれ |
方向・人 | こちら | そちら | あちら | どちら | 名詞修飾 | この | その | あの | どの |
練習3
次の 図を 使って その下の 質問に 答えましょう。
● |
Aさん,Bさん ▲ |
Cさん ■ |
[質問1]: Aさんが Bさんに 「▲」について 話して います。空欄に 指示語を 入れましょう。
[質問2]: Bさんが Cさんに 「■」について 話して います。空欄に 指示語を 入れましょう。
[質問3]: Cさんが Aさんに 「●」について 話して います。空欄に 指示語を 入れましょう。
[質問4]: Bさんが Aさんに 「●」について 話して います。空欄に 指示語を 入れましょう。
[質問5]: Cさんが Bさんに 話して います。空欄に 疑問詞を 入れましょう。
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